100V ? 200V ?
本日は短いネタを。
アシスタント時代のお話
スタジオでストロボのライティングセット組みが終わり、ポラも撮ってOKをもらったのでモデルが入る前にフォーカス用にアイランプを入れることにした。
最近では全く見ることがなくなった1kwのアイランプをカメラ横に設置、足踏みスイッチでカメラマンが任意にオンオフできる状態を作りました。
研修中のスタジオマンが持ってきた弁当箱(ACのボックス)にコードを差し込みオンオフのチェックのために足踏みスイッチを踏むと同時にアイランプがフラッシュのように一瞬ピカっと光って玉切れ。
同時にセッティングの済んだストロボが一気に発光、続くストロボのチャージ音と研修中スタジオマンの「ケッ!!」(スタジオによってチャージ終わるとOK!と声を出すスタジオとOKが短くなって ケッ!だけのスタジオがあったりする)の声…

「その弁当箱200じゃねーの?アイラン切れたぞ!」と重亀
「すいません!200でした!」スタジオのチーフ
「でもスレーブちゃんとしてます!」研修中スタジオマン
「でもじゃねぇ!!スレーブしなくていいんだよ!!ばーか!」スタジオのチーフ
新たにアイランをセットしなおしたところで思い出したらジワジワ面白くなってきた。
「アレさ、ストロボの代わりに使ったらどのくらい絞り来るんだろうね?」と重亀
「意外といい色出たりするかもしんないっスね」とチーフ
フラッシュバルブ的なやつですね。
タングステンだから3200K位なのか、色温度とかも気になるところですね。普通のデイライトのストロボみたいに見えたような、でもそれは他のストロボがシンクロしたからなのか…
1Kwのアイランプって高かったので、面白いから試してみようというわけにはいかなかったけれど、今となっては試してみればよかった…なんて思ったり。
本番前の緊張してなきゃいけない場面なのにやたらとおかしくて二人でゲラゲラ笑っているところを師匠に見つかって「お前ら余裕だけど準備は完璧なんだろうな?」と叱られちまいました。
余談ですが、ロケで嵐の日に窓際にジェネを置いてたら雷でもスレーブしました。
気になったのでフラッシュメーターで雷測ってみたらISO400で1/125 2.05でした。
現場からは以上です。
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